ケイオウザクラ
F3 鉛筆+透明水彩 2007.1.10 clndr08
バラ科[Prunus 'Keiouzakura']

 花屋さんで枝を束で買ってきてその一部を描きました。
 桜ではありますが、ソメイヨシノなどの桜のような樹木の枝を折ったものではなく、 最初から小さい枝として、冬に出荷するように作られている桜だそうです。
 花も小ぶりで、勢いがありませんが、冬に見られるという意外性で好まれるのでしょう。

 きっとこの桜だったのだろうと、いま思い出すのは、10数年も前の母の葬儀 のとき、叔父がそなえてくれた桜です。そのときは啓翁桜という名前までは知りま せんでしたが、生前に母を案内して吉野の桜を見に行ってくれた叔父の気持ちがあ りがたかったです。  

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